シンプル化 1 [シンプル化]
ブログ村にシンプルライフと言うカテゴリーがあったので、試しに参加してみた。
断捨離ブームがシンプルライフと言うカテゴリーを生み出したんだろう。
私たち夫婦も若く都内に住んでいた頃、余りに高い家賃に対抗するには、
モノを捨ててスペースを少しでも広く使うしか対抗手段が無かった。
しかし、稼がなければならない。稼ぐ為にはモノが必要になるし、
最新式の家電製品を取り入れ、家事の効率化を図ったりもした。
幸運にも、ついの住処としてこの家を見つけ、そのついでに多くのモノを捨てて来た。
家に合わせ家具や小物をヤフオクで集め、そろそろリミットかな。
さらに齢を取ると、求めるモノが少なくなるから生活そのものがシンプルになる。
さらにさらに難病(特発性間質性肺炎)になったお陰で、体も動かず、実年齢+20才位?
になってしまったから、さらに生活構造はシンプルに拍車が掛かる。
寝たきりにでもなったらもっとシンプルだし、後は究極のシンプルの世が待つだけだ。
シンプル、断捨離がブームでも誰も言わない事がある。
それが、食のシンプル。料理の断捨離だ。
日本の食事、食卓には和洋中異様な程の種類の食事が上がる。
さらに異様なのは、それら全てを手作りする事が素晴らしい事だと思い込んでいる事だ。
この食事のマインドコントロールは小学校の給食から始まり、家庭科マスコミ総出で浸り
誰もが疑問にも思わない。
昔と違い今は大分海外の様子を知る事が出来る。
台湾大陸の都市部では、昔から食事は屋台。家では食事を作らない。
その方が合理的なんだよね。
日本人の奥さんが海外に行くと、余りの料理の上手さに「ケータリング会社出来るじゃない」と
周りの外人に驚かれる。
それ位日本の家庭料理のレベルと、海外の家庭料理のレベルは違うんだ。
では、料理が苦手な主婦は?
こんな日本で本音を話す事は出来ないだろうが、料理を拒否する事すら出来ないのでは。
ザックリ8割の主婦は料理や献立が苦手なのでは?
だったら、料理と言う項目を断捨離すればいいんだ。そうすれば、部屋も臭くならないし、
生ごみも殆ど溜まらないし、ゴミ捨てを逃しても臭わない。
なぜ気付かないのだろう。多分気付いても口に出せないか、実行出来ないんだろうな。
では、我が家ではどうしているか。(詳しくはアレルギーを読んでね。)
今日は皮なしのトリシュウマイ作り。鶏のひき肉は2キロ。
これでシイタケ等を入れた肉団子をラップで巾着に捻じり、6個づつジップロックへ。
9袋位になるので、袋ごと大鍋で水から煮あげ100℃になったらお終い。
自然冷却を待ち、冷凍。
これで、しばらく納得の行く自作シュウマイを楽しめる。
こんな感じで、極力料理はまとめて。食事は加熱程度で済ませば、生ごみは出ないし、
ゴミ箱は臭くならないし、のんびり生活できる。
シンプル化 2 [シンプル化]
恐らくブログ村のシンプルライフにエントリーしている人達は、家の中を綺麗にして
いつ何時来客があっても、恥ずかしくない環境で住み続けたいという事なんじゃ無いかな。
実際、いざ来客となると、年末の大掃除よりも凄い騒ぎになる人が居る。
でも本当は、そんな他人の事なんか気にする必要は無いんだけど、そうも行かないのが世の常。
妻に言わせると、女同士のコミュニケーションの世界、駆け引きたるや、男の想像を絶する
世界だそうだ。
私の方はそんな事には全く無頓着。出張しても休暇を取ってもお土産なんか配った事無い。
親戚付き合いも、お金なんか渡す事は無いと、姪甥達にお年玉すらやった事が無い。
だって、伯父さん貧乏なんだ、と言っているから誰も欲しがらない。
それでも妻は慶事不祝儀の相場を必死で考え工面していた。
でも、親戚付き合いを断捨離すれば、そんな悩みも綺麗に無くなる。
逆に死ぬときは誰も頼れないから野垂れ死にだ。それに備えておかなきゃね。
幸い、隠居とほぼ同時に田舎暮らしを始めたから、近所とも挨拶程度の付き合いしか無いし、
都内と違い、他の集落と距離があるから回覧板を回す以外に付き合いも出来ない。
西日本の移住者が多い村の担当者が言っていたが、移住希望者に面接をして、
地域の活動に前向きの人を受け入れ、残りの人生を自然の中でひっそり暮らしたいと言う人は
お断りしている、と言っていたが、そんな自治体こっちからお断りだ。
移住者は、先住者のお楽しみ、リクレーション、おもちゃじゃ無い。
幸い、千葉房総長柄長生周辺は、首都圏でもあり田舎でもあり、海ホタルから30分。
周囲は専業農家でも考え方は都市部と変わらない様で、近所付き合いも都会的。
あっさりしていて非常に楽だ。
子供も居ないので学校関係の付き合いも発生しないし、人付き合いを断捨離するには最高。
と、いう事で、親戚付き合いも人付き合いも断捨離。
しかし、プロパン電気水道は完備し、車に乗れば近くにコンビニスーパー、病院も完備。
これぞシンプルライフの真骨頂。 楽しいよ。
シンプル化 3 [シンプル化]
我が家には子供が居ない。成り行きに任せたのではなく、積極的に細心の注意を払って
子供が出来る事を防いで来た。
私たち夫婦は、出会ってすぐ結婚を決めたが、子供についての夢を語った事が無く、
その事にお互い探りを入れる事もあったが、子供を作らない事は暗黙の了解であり、
結婚してからは、明確な指針となっていた。
当時、ダブルインカムノーキッズなんて格好良く週刊誌などで取り上げていたが、
生活している私達はそんな格好の良いモノでは無く、二人の稼ぎで生活するのが精一杯。
会社に行く事に必死なだけ。挙句私は会社に行く事にさえ挫折し、自営業とは名ばかりで
只の貧乏夫婦として必死に生きる毎日だった。
そんな中でも、狭い借家では息が詰まり旅行に出掛けたりしたが、観光どころでは無く、
ひたすらホテルで寝るだけで、何のための旅行なのか分からない。
そんな生活を必死でやっていた。
偶然、都内の駐車場よりも安い値段で中古の一戸建てに巡り合い、ココを終の棲家にする事が出来た。
「世間から見ると」と言う、日本的常識?誰もが思いつく考え方?他人の見る目?流行に
一切捕われず、自分がその時出来る範囲の生活を続けたお陰で、
今になって、夢のような幸せな生活を得る事が出来た。
シンプルな生活とは、
何にも捕われないその人なりの自由な生活という事なんだなぁ。
ウエック パイレックス [シンプル化]
台所用品こそ使って少しでも気に入らない、見た目が悪いと感じたら即捨てる。
そうしなければ、あっという間にゴミ屋敷になってしまう。
この歳になって、ようやく手に付いた道具だけ残り気分がイイ。
最近はもうウエックのガラスジャーがメイン。それにボール型の密封容器。
一時消えていたパイレックスの計量カップも昔のタイプが手に入る様になった。
犬は卵を買いに行っただけなのに、数日ぶりの再会のように大歓迎。
この犬は仕付けるタイミングを過ぎてから保護したから、仕付けはしていない。
それでも部屋に入る前には必ず足を拭く。足を拭かなきゃ部屋へは入らないと憶えてくれた。
ハイ。 左手拭いて、左足拭いて、右足拭いて、コラ右手出せ。
よーしよーし。 いいよ!