シンプル化 ３

我が家には子供が居ない。成り行きに任せたのではなく、積極的に細心の注意を払って
子供が出来る事を防いで来た。



私たち夫婦は、出会ってすぐ結婚を決めたが、子供についての夢を語った事が無く、
その事にお互い探りを入れる事もあったが、子供を作らない事は暗黙の了解であり、
結婚してからは、明確な指針となっていた。



当時、ダブルインカムノーキッズなんて格好良く週刊誌などで取り上げていたが、
生活している私達はそんな格好の良いモノでは無く、二人の稼ぎで生活するのが精一杯。

会社に行く事に必死なだけ。挙句私は会社に行く事にさえ挫折し、自営業とは名ばかりで
只の貧乏夫婦として必死に生きる毎日だった。



そんな中でも、狭い借家では息が詰まり旅行に出掛けたりしたが、観光どころでは無く、
ひたすらホテルで寝るだけで、何のための旅行なのか分からない。
そんな生活を必死でやっていた。

偶然、都内の駐車場よりも安い値段で中古の一戸建てに巡り合い、ココを終の棲家にする事が出来た。



「世間から見ると」と言う、日本的常識？誰もが思いつく考え方？他人の見る目？流行に
一切捕われず、自分がその時出来る範囲の生活を続けたお陰で、
今になって、夢のような幸せな生活を得る事が出来た。

シンプルな生活とは、
何にも捕われないその人なりの自由な生活という事なんだなぁ。

異常気象

今年（２０２０年）の７月は本当に異常な月で、気象上の特異年に当たるだろう。
台風は殆ど発生せず、梅雨はダラダラと続き８月まで続いた。



７月の日照は僅か２日。本当に不思議な気象だ。



今日（２０２０年８月４日）になって、ようやく外の湿度も下がり、湿気を恐れず窓を全開。



犬は応援されていると勘違いして、やたら警戒に熱心だ。

異常気象だな。

大丈夫でしょ？

今日（２０２０年８月５日は定期通院の日で、レントゲン撮影と血液検査。

最近の先生の口癖は、「大丈夫でしょ？悪いところ無いから」
確かに素人目には昔の肺に比べたら真っ黒。そこで写真を撮らせてもらった。
ちなみに右側の写真はこの病院への転院直前、２０１８年の写真。

オフェブの効き目は抜群なんだけど、ステロイドも良く効いた。
ステロイドの良い所は、元気が出る事。だから、症状の改善以上に元気が湧いた。
ところが、今はステロイドは初めの三分の一以下。

呼吸は間違いなく楽になっているんだが、見掛けの元気は前ほど無い。
見掛けの元気があると動くんだけど、酸素が取り入れられず心拍数が急上昇。
すると「息が上がる」状態になってすぐ椅子にへたり込んでしまう。



今は見掛け上の元気がない分、非活動的。テレビとにらめっこだ。
だから、足の筋肉は恐ろしい程痩せて来る。
どうしたもんか。　また今度先生に相談してみよう。



半日病院へ行って家を空けただけなのに。
翌日、二人が居るのを確認して緊張がゆるみ切った甘ったれ犬。

エンドキサンパルス療法７回目

犬が泣く泣く犬が泣く　「買い物バッグを持って出れば買い物と思うかもよ」



行ってきまーす。今日（２０２０年８月１１日）は７回目の入院。　犬は速攻でサンダルのそばに



次はオトーサンの椅子がイイの



一方その頃、病院では着々エンドキサンパルス療法の準備が。



ティーチングホスピタルのこの病院には、毎回新しい研修医が。今日は女医さん。
写真を撮ると言ったらアタフタしてたが、針を刺す所を写さなかったら、
「写さないんですか？」と変に期待させた様な。点滴針はこんな風にテープで固定。



ショボ犬は、また定位置へ。　オカーサンじゃダメなの



外でもションボリ



一方その頃、病室から見える景色は気分爽快。



こんなに暗くなっちゃった。　オトーサン帰って来ないからもう中に入ろうよ



捨てられてもヒモジくても手だけは裏切らないから舐めてるの？



この格好するとオトーサンが胸撫でてくれるの？



死にそうなくらい眠いのに頑張ったけどオトーサン帰って来ないね
また明日ね

入院なか日

朝からショボ犬



どんだけショボくれてんだか



一方その頃病院では、エンドキサンパルス療法真っ盛り。
昨日の夜１１時頃、頭痛で目が醒めた。熟睡してたのに痛みで目が醒めるなんて初めて。
看護師さんに相談したら、我慢できる様ならもう少し様子を見ましょう。という事で、朝まで待ち、
朝様子を見に来た先生に「頭が痛い」と訴えたら、「大丈夫でしょ？」
しかし、駄々をこねて湿布薬を処方して貰った。
普通の会社やホテルなんかなら、痛み止めは常備してるけど、ここは薬が有り余るほどあるのに、
処方されなければ絶対貰う事が出来ない。そりゃそうだ。ここは病院だ。
湿布（ロキソニンテープ）を顔やら首やら目一杯張り付け頭痛は楽になった。



夕暮れ早くから霧が立ち込めイイ感じ



一方その頃病院では、左側が病室の名札。今回の入院は青まる印。
初めての入院は黄色まる印で入院。２度目になると赤まる印に昇格？
この時は病室で先生が「肺が真っ白なのはピンホールかなんかが明いて、水蒸気で肺が真っ白に
見える事があるけどそんなに心配する事無いから」
「・？・？」ってその真っ白な写真ってオレ見てないけど。
レントゲン室に行くときも車椅子を用意されて、「大丈夫、歩けるから」と言ったら、
「車椅子って決まってるから断られたら困っちゃうのよ」と言われ、車椅子に乗って行ったんだっけ。

そして、せっせと尿袋におしっこを貯めています。



ブリック、暗くなったから入りなさい。　　まだ居るの？



おいでブリック　もう家に入ろぅ



家に入るとショボ犬なの



オカーサンに可愛がられても上の空だね



玄関でこのまま寝ちゃうの　　まぁイイか

熱烈歓迎！

守衛さんご苦労様　朝なのにもう３５℃近いですよ



今度はショボ犬ですか？



あれっ！



ただいまー



やれやれ着いた



チョッと待ってね　　タダイマー



オリャオリャ



ワカッタワカッタ



何？可愛がれって？



オフェブのお陰で血中酸素は十分だけど、心拍がすぐ上がるんだよね



「やっと親子で定位置に収まった？　ブリックーオトーサン帰って来て良かったねー」

　ご苦労様

今日は犬の日

家を空けて溜まった新聞を読む。その間犬はベッタリ。



寂しい思いをした様だから今日はお風呂で犬の接待。



犬はもうグニャグニャ。



一転、風呂上りは超ハイテンション。



頭をグリグリ。体をスリスリ。



あっちでゴリゴリこっちでボリボリ。



フガフガ言いながらドタバタドタバタ大騒ぎだ。



よし。いっちょ揉んでやろう。



コノヤロコノヤロ。



どぉ？もう許してくれる？気が済んだ？



この程度で、呼吸は楽でも心拍数は上がるね。

変な宗教

「ブリックーそんな所に居たらオトーサンに踏まれちゃうよ。
　大体オトーサンもブリックを叱らないで甘やかすからこんなに我がままになっちゃうんだよ」

「ハイハイ」



本当はイラチの奥さんが我慢が利かず、何でも犬の言いなり。
言いなりどころか、先回りしてブリちゃんおしっこ？ブリちゃんおやつ？ブリちゃん寝ようか？
と我がまま放大にさせてるから我がままになっちゃうんだ。

オレはダメと言ったらダメ。毅然としたハードボイルドなのだ。



それにしては、この格好は何だ？なにか新しい宗教か何かだろうか。

ハワイ並み？

ハワイにハリケーンは来ないと言うのが一般的。
何故か。ハワイはハリケーンが発生するところで、そこからどっかへ行くからなんだね。

ところが今年は50年ぶりか何かでコナ島か何所かに上陸した。

日本近海では異常ともいえる海面温度の上昇で逆に台風が発生しない。
それに応じて日本中異様な熱さだ。



犬ですら外に居るのを諦めて家の中に避難。



それにしても何で同じ様な写真が・・と思ったら、
犬も寝てるがオヤジも寝てるってオチか。


オシマイ

薬がモー大変

他の人のブログをあまり見ていないから分からないけど、みんな薬の管理はどうやってるんだろう。
私自身は毎日必死だ。

左の写真は朝の薬。
昔、中性脂肪が多いという事で中性脂肪の薬は２５年位飲んでいる。
間質性肺炎になってアレルギーを抑える薬。
薬が多いので胃薬。
カルシウムの吸収を助ける薬。
胆のうを取っているので胆汁の排出と肝機能の薬。
薬剤性糖尿病も出て来たので、糖尿病薬。
間質性肺炎対策でステロイド。
何と言っても効果抜群オフェブ。

なんだかんだで２０種類以上。それを起床時、朝、昼、晩。の毎日。



腹が張っている時に朝飯をたっぷり食ってしまうと薬の入る余地が無くなってしまうから、
最近の朝食はミューズリー（シリアル）と薬。

薬を吞むために、食事をしている感じ。
さらに、薬の種類が変わったり、容量が変わる事もあるから、それに応じて管理しなければ
ならないから本当に必死。気が抜けない。



チョッと油断すると間違いそうだから大変なんだ。


みんなはどうやっているんだろう。
先生に言われた通り完璧にこなしているんだろうか。


どう思う？ブリック

あったかーい

日陰なのに３９℃以上。凄まじい熱さだ。



見て！この日差し。
大体８月も２１日となれば、とっくに土用波が押し寄せて、そのお陰で海も空気もかき混ざり
すっと涼しげになって楽になるのが例年。
しかし、今年の熱さは本当に凄まじい。



それなのに、ナンだコイツは。



外が暑いと何故かエアコンが強力に効き出して、思った以上に冷えてる。
一番の被害者が足元に居る犬。

冷気が溜まる一番低い所に居るし、体も小さいから直ぐ冷えるし、冷えすぎちゃう。
そこでタマラズ外へ出て日光浴。

あーポカポカであったかくてキモチイー　　ってところか。

虎視眈々

今日はブリックの胴輪の再調整。
地べたに座るとちび犬が何か面白い事がありそうとまとわり付く。　　イテテテ



なんだーこいつー



オマエなんかにマケナいぞー



逆襲だー



オトーサン強いだろー



くたびれたからオシマイ

また遊ばされちゃった

キャンプブーム

久しぶりのキャンプブーム。
キャンプブームの時は大体不況で安上がりに遊びたいと言うのが一番の動機だったんだけど、
最近は装備お任せで、ホテル並みの設備でキャンプをすると言うのが流行っているらしい。

我が家でも３０年以上前、やる人が殆ど居なかったオートキャンプで遊び歩いていた。
キャンプ道具は使ってみなければなかなか分からない事が多く、テントは何張買い替えたか。
椅子にしてもベッドにしても、買い替えを重ね超厳選の道具が揃った。

キャンプ道具を厳選したのにはもう一つの理由があって、神戸の震災を目の当たりに見たからだ。
皆路上でキャンプ。みんな１週間以上耐えたんじゃないかな。
当時は大田区に住んでいたから、ヒト事じゃない。もしもの時の装備品でもあったんだな。



よそ者のイイ所は、住む所を自由に選べるところだ。
ココにも書いたが、兎に角避難所に行く事を考えるだけでも恐ろしい。
避難所に行かずに済むにはどうすれば良いか。

津波が届かない。水害で水没しない。山崩れで土砂に流されない。最低これだけ条件を満たせば、
地震で家が崩れる→この時は雨露だけしのげる様に工夫して居残る。
火事で家が焼け落ちる→これだけは仕方ないから、とにかく原因を作らない様にする。
という事で、避難所に行かずに人生を全うできるんじゃ無いかな。

その条件に叶ったのが我が家。
ただ、そんな条件の家は大体へき地にあって、交通網から隔絶している。
だから働き盛りの家族にはチョッと難しいだろうな。

田舎暮らしで山間部に憧れて移住する若い人が居るが、大体独身で元気だからイイけど
見た目危険な場所も多いよね。
山間部の自然は最高に美しく気持ちよいが、その美しさは自然の力で人工的なモノを
定期的に破壊して自然界に戻してしまっているから美しいんだ。
自然の力は本当に凄いんだな。



斯くして私の田舎暮らしは避難所生活したくない欲求を満たす事でもある。

その一つが太陽光発電だし、シンプル生活に反する大量の備蓄でもあるんだね。
田舎に来たからスペースはあるから、と言いながらも大分狭くなってきたぜ。


どーする？ブリック。



寝ながら考えるか。