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1年目のバラ 2 [園芸]

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バラの情報に限らないが、ネット情報は量が多い割に孫引き情報の同じネタの繰り返しばかり。

まんず欲しい情報に突き当たる事がねーなー。

ネット創世記に、マニアが開設したホームページには、希に濃い情報も拾えたが、今ではそこへ
行き着く事も出来ない。
そうなると、書籍、紙情報に頼るのだが、バブルの洗礼を受けた紙媒体も見た目綺麗なばかりで、
薄っぺらな情報ばかり。
結局、自分で痛い目に遭いながらカットアンドトライと言うのは、昔と何も変って無いじゃないか。

バラは、シュートと言う主枝と言うか主幹と言う様な枝が出る。
これが、本を読んでもネットを見てもさっぱりイメージが湧かないんだよね。

実際バラを植えてみると、根元からある日突然若芽見たいのが伸びてくる。
あれっ?これなんだ?と思っているうちに、どんどん勢いよく伸びて1m位伸びてしまう。
慌てて本をよく読むと、どうもこれがシュートというモノらしい。
これが伸びた時は、50センチぐらいで先をポチッと摘まむと、そこでまた向きを変えてすぐ伸び出すから
また適当な所で、ポチッと先を摘まむ。そうすると、鹿の角の様に途中で枝がちょっと曲がり、
ちょっと曲がりしながら、アクセントの付いた枝が出来上がるって言うんだな。

ところが、実際は何だか立派な若枝が出て来たかと思うと、ぐんぐん伸びて「伸びた伸びた」と喜んで
いる内に、本当にアッという間に1m。やたら間延びした枝が、ビヨーんと伸びきってしまう。
太さの割に柔らかく折れそうで、まるでアスパラの様な感じ。
もう伸び切っているから、今から本の様に先端ピンチなんて出来ない。早く教えてくれよ。

それでも、先っぽから花が咲くから良いが、トレリスの間から向こう側に出た枝がシュートだったら、
もう大変。
今、こっち側に引き寄せても風で先っぽが向こうに抜けるか、当たって折れちゃうかな、と心配してたら
気付いた時はもう枝を抜くに抜けない。どうしよう。
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それでも1年目からそこそこ花が付いてくれた。

バラは風の強い所は避けてと言うが、我が家の南側は日当たりも良いが、風も凄い。
植えてみると、案ずるが産むが易し。風が強くても良く育つジャン。

ネット情報では、つるバラの冬の誘因の話ばかり。
でも、夏に間延びした枝がブランブランしてるのは、いくら何でもマズいだろう。
台風が来て枝が折れると嫌なので、成長を妨げない程度に枝を固定したが、実際はそんなモノじゃダメ。

バラは、成長が良い代わりに葉や枝が傷つきやすい。アスパラと同じで若芽の肌は本当に柔らかい。
簡単な枝折れ防止程度の養生だと、風に揺すられ枝と枝が擦れ合い、ぶつかり合い、自分のトゲが、
自分の葉、枝を傷つけてしまう。
傷ついた所は、黒点病と同じ黒い点になる。初めは黒星病の大量発生かとビックリしたが、よく見ると
黒星病の星と少し違うし、葉っぱも落ちない。しかし当然病気の原因になるだろうな。
だから、風の強い所はダメよと言う事なんだ。そこまで書いてくれよ。

本当は、冬になったら張り巡らす予定の誘因用のハリガネを、予定を変更して急遽施工。
まるで冬の誘因と同じ規模で枝の固定。
それでも、バラの新しい枝はアスパラみたいだから、キチンと固定したつもりでも、固定した所で
折れたりもした。

8月15日を過ぎると成長も少し遅くなる様なので、つるバラは台風前にキッチリ固定すべきだな。
実際結び目がきつすぎてコブになった所もあったけど、多少成長を阻害しても折れなきゃOK。
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この写真は、本格的な固定した頃かな。新物リンゴ出始めの時期。

万全の風対策を取ったつもりだったが、大きなつぼみを付けた枝の先から25センチ位の所で固定した
ら、台風で枝ごとポッキリ折れたのはチョットショックだったな。
赤い大きなパパメイアンと言うバラなんだ。
これがまた、凄い良い匂いなんだな。 来年は見てろよ。
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