空があることを知る [田舎暮らし]
東京オリンピックが延期になってホットしたのも束の間。
やっぱりあのクソ暑い夏にやりたいと言う。誰か死んじゃうよ。
私の妻は、頭上に五輪の輪が描かれるのをリアルタイムで見たクチで、
実家は山手線の内側にあった。
60過ぎて当地に流れ着いて、初めて空があると気付いたそうだ。
私は私で、小学校3年の冬に北海道は札幌の手稲に引っ越した時に、眼下に広がる
石狩平野と目の前をゆったり流れる雲の壮大さにカルチャーショックを憶えた。
「オマエは空の写真しか撮らないのか」と言われていたが、
今ではイラチの奥さんが私の代わりにせっせと空の写真を撮ってくれる。
それで、オレより遥かに写真が上手なんだよね。不思議なんだ。