外階段 タイル貼り 3段目 左側 [家の外回り]
近所の古民家リフォーム済みの家。倉も有り綺麗な仕立て。
住んでいたお婆さんは最近亡くなり無人に。どうなるんだろう。
外階段3段目の左側のメインイベントは、斜めにカットした部分。
ここは、右側からタイルを貼り進み、最後の部分で材料を合わせてカットして貼り付ける。
この写真をよく見て貰うと分かるんだけど、タイルを買う時予定より一箱少なかった。
でも何とか出来るかなと思いつつ作業をしたが、何ともならず結局タイルをカットした余りを利用。
本当は30㎝巾の大判タイルを2枚並べる所、タテに余りタイルを7枚貼った。
そして残る所タイル2枚のみ。これのカットを失敗するともう無いよ。
と、イイながらも何とかカット、貼り付け終了。
これはジグを使って水勾配のチェック。
外階段は、古い部分は玄関に向かって右から左へ流れる様に水勾配が付いている。
そこに新しい階段を付けたのだが、新しい部分は直ぐ水が捌ける様に、奥から手前に水勾配を付けた。
これは、土台になるセメントの時から水勾配を付けとかないと、タイル接着の時に調整しながら
なーんて事になると、その場で発狂してしまう。
だから、土台作りの時もチェックに使い、タイルを貼ってからも同じジグでチェックをする。
左が水勾配ジグ。なにかを買った時に付録で付いてきた水準器を両面テープで貼り付けているから、水平を出すだけで水勾配が自動で出る様に調整してある。
右は段差を測るジグ。200ミリだったか220ミリの段差を正確に出すために土台作りから利用。
左は一番上段に貼る細長いタイルの場所を正確に確保するために作ったジグだったかなぁ。
右は土台からどれだけタイルのツラが出ると良いか確認するためのジグかな。
こんな風に余り材でジグを工夫して作業を行う。
ジグはあって邪魔にならないし、あれば大変便利だ。
腕のイイ職人さんはみんな味のあるジグを持ってる。素人なら尚更その場で慌てないで済む。
と、偉そうな事を言えるのも今だからで、昔はジグを作るより作業に取り掛かる方が早いと
後先考えずに作業に入り、後で困ったもんだ。
それでここまで出来ました。
次の作業の前段取り。