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デジカメ時代の終わり [田舎暮らし]

ケータイも持たずスマホも持たない私たちが頼りにするのはデジカメだ。

「遅いよ。これシャッター切りたい時に切れないんだよ」
イラチのオクサンがブーブー言いながら使っているデジカメ。

「シャッターボタンを少しだけ押してタイミングを図れば大丈夫な筈だよ」
俺ならちゃんと写せるのにダメだなーと思っていた。

IMGP7809.JPG

イラチのオクサンは、タダのイラチじゃ無い。
こそこそマニュアルが膨れ上がるくらい読み込んで、何とか使いこなしていた。

ある日、何かの加減でオクサンが使いながら設定したカメラが、初期値に戻ってしまった。

IMGP7811.JPG

そこで、「どれどれ、私が見て進ぜよう。私が見ればぴたりと治る。早くもなるぞよ」

と、やって見ると本当に遅い。何をやっても上手く行かない。
なる程オクサンが実際に使って設定したプラグラムモードが一番早かったのか。

取り敢えず、メモリーが画像処理に関わると知ったので、スキャンディスク製の相当早いタイプを
また格安でアマゾンで購入。

しかし、興味はあらぬ方向へ。

「こんなに感覚的に遅く感じるなら、みんな不満を持つだろう。どの機種が一番早いんだ?」

IMGP7813.JPG

調べたら、コンパクトデジカメはもう過去の遺物。
競争に競争を重ね、新しい技術が出ていたのは、2005年がピーク。
それ以降は殆ど新製品が出ていない状態。
ネットで調べても、製品の使用感や情報はすべて昔々のレポートばかり。驚いたねー。
確かに、スマホで写真が撮れるんだから、わざわざカメラなんか持たないよな。

そんな時代の中でも、リコーのCXシリーズが早いと評判になり大ベストセラーになったらしい。
マニアは、今でも中古のデモノを探して手に入れているらしい。

リコーと言えば、我が家のペンタックスを吸収した会社。
生産時期も同じ頃だから、作った工場は一緒じゃ無いか?それにしてもなんでそんなに違うんだ?

IMGP7814.JPG

結論から言うと、ペンタックスのデジカメは、オートモードにしていると、
色んな機能を使うように設定されているから、ソフト処理の時間が掛かる。

CXは初期モードはシンプルで、それに色々な機能を付加していくタイプ。

だから、ペンタックスでもプログラムモードにして、色々な機能を使わない様に設定すると
本当に処理時間が早くなった。CXとさほど変わらない。

何でそんな事が分かるか?
「カメラいらないよ。2台も必要無いよ。買わなくてイイよ」
サイトを覗き込む私を見て、背後から声を掛けるイラチのオクサン。

しかし、ヤフオクでCX2が1500円で出てたから、思わず買っちゃったんだな。

買って、比べて、性能がさほど変わらない事が確認出来て私の気は済んだけど、
イラチのオクサンはあきれ果てていましたとさ。


おしまい。
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