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この世で一番おいしい・・ [田舎暮らし]

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みなさんようこそ。  きょうの料理の時間です。



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今日は日本のみなさんにはあまり馴染みの無いひつじ肉です。


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わたしは肉やさかなの処理にはペットシーツを使います。
肉さかなの血液は旨みの元にもなりますが、最も変質しやすいのでくさみの原因にもなります。
そこで丹念にペットシーツで拭き取ります。

プロはガーゼで綺麗に拭き取りますが、肉に水が付くと変質が早まるので、
私は乾いたペットシーツを愛用しています。


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さて綺麗にドリップが拭き取られた肉を処理します。


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きょうの肉はあばら肉ですのであばらに沿って切り分けます。


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よく骨に沿って切ると言いますが、あまり骨に沿って切ると「肉が全然付いて無いじゃん」と
クレームが付く事があります。

ですから骨と骨の間の少し肉の薄い部分を狙って切りましょう。



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両側の骨に均等に肉が付くように切り分けるのがコツ。ケンカになりません。


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こうやってバラブロックを立てて切り分けると綺麗に簡単に切り分けられます。


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皆さん、アメリカ映画の気取ったレストランの場面で、このラムチョップが大きな皿にたった一切れ
出てくる所を見た事ありませんか?


世の中の宗教で色々な肉が禁じられていますが、
ひつじだけは世界各国アラブからチベットの山奥、東南アジアに至るまで食べられています。
日本は除きますが。


何故か。

それは、肉の中で最もおいしい肉がヒツジ。それもラム。
さらにそのあばら肉であるラムチョップが一番おいしいからなんです。



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鮮度の良いラムチョップはオーブンやグリルで焼いただけで、
調味料も一切無しでおいしく食べられます。


日本で言えばクロマグロのカマを上手に焼いてそのコラーゲンの部分のネチネチした部分と言うか、
きんきの干物と言うか。
質の良いシャケの腹びれの肉と言うか、冬のカレイの一夜干しのヒレの部分と言う様な、
海辺の魚に馴染みのある人には分かるおいしさです。


さて、とびきり新鮮なラムチョップは、新鮮なうちに切り分け真空パック。強力冷凍して保存します。
これも鮮度が命。鮮度が落ちると独特のニオイが出て来るので早さ勝負。


ようやく世界で一番おいしい肉。ラムチョップの下ごしらえが終わりました。
これで一安心。


やっと今日のディナーにありつけます。  ボナペティ!

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