銀のカトラリー [インテリア]
本当に房総は温暖だ。真冬なのにゼラニウムがまだ咲いている。
クリスマスと正月が一度にやって来た。
この世でモチほど美味いモノは無いのだが、アレルギーでモチを食うと体調が悪くなる。
体調なんかどうでもイイから、ああ、モチが食いたい。
しょうが無いので、瀬戸物のモチだ。
右手に見えるのが超お気に入りのワックス仕上げ、イタリアかどこかの飾り棚。
ミラーは革でくるんだ上に染色されている工芸品。共にヤフオク。
中身はこんな感じ。
シルバーの製品が多く入っている。
実は、私には究極の贅沢がある。
それが、シルバー、銀のカトラリー、銀食器を使う事なのだ。
銀のカトラリー。1人前セットでいくら位か殆どの人は知らないでしょう。私も知らない。
1997年頃だったか、いつか忘れたが、アメリカが非道い不況の時があった。
その頃、小売業が超不景気で、シモンズという宝飾店が通販で大処分を行っていた。
偶然、そのサイトに行き着いたのだが、銀のカトラリーセット二人分が2万円位で手に入ったのだ。
今考えると余りに安すぎるので、一セットが2万円かな?覚え違いかな?とも思うが、
確か、円高のせいもあり、2万と1200円ぐらいで買えたと思う。
まあ、ケチな私だから、その位じゃ無きゃ飛びつかない筈だ。
今、三越に買いに行けば、スープスプーン2本しか買えないんじゃ無いか。
兎に角、銀のカトラリーが手に入った。
手に入れたなら、普段使いで使い倒さなきゃ勿体ない。
使ってみて驚いた。
銀の温度動伝率の違いで、アッチッチの食べ物もほんのり暖かく柔らかく感じる。
だいいちスプーンだけを舌に乗せても全く金属の味はせず、
その温度は冷たくとも熱くもなく温度が感じない。
その舌に感じる温度は食べ物の温度だけ。そのせいで食べ物の味が引き立つ。
アイスクリームにデザートスプーンを当てると、指の温度が伝わりアイスクリームが柔らかくなり
綺麗にすくい上げられる。
口に入るとアイスクリームは適度に十分冷たく、しかし柔らかく舌に当たるスプーンは冷たく無く
舌がくっつくなんて事は絶対無い。
ステンレスのカトラリーとは大違い。
食い物の味が最高に良くなる。
その代わり、銀磨きの負担は奥さんへ。アルミホイルと重曹でせっせとカトラリーを煮て磨く。
最近は、重曹で煮るのは減ってきて、気になった時に銀磨きで磨くだけになって来た。
この銀磨きの磨き粉?が日本では売ってないし高いんだよね。
米国ツインクルの銀磨きが一番いい。無理してもこれを何とか手に入れる。
毎日使う銀のカトラリーと、言う事で今日は自慢だらけの一日でした。 おそまつ。
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