超豪華メニュー [アレルギー]
食べてはいけないと、好き嫌いは別の話。食べると調子が悪くなる事は承知の上で、
連続して食わない様に気を付けながら、満を持して食べる小麦グルテン、つまりラーメン。
で今日は冷やし中華。
私が札幌に住んでいた昭和40年代、冬季オリンピックの前宣伝も含め札幌特集が週刊誌で
取り上げられ、中でも札幌ラーメン、特に札幌味噌ラーメンはブームになった。
マスコミ的に有名なのが三平。我が家は中国人店主の中華鍋さばきが豪快な寶龍によく行った。
そんな札幌でも生ラーメンは札幌三越の地下にわざわざ買いに行くぐらい珍しいモノ。
当時の麺は黄色く良く縮れていた。
以来、昔の縮れ麺に出会う事が無く、時々見た目で西山ラーメンを買う事があるが、その都度後悔。
所がところが、見た目は昔の縮れ麺とは違うが味と触感が抜群の生ラーメンを発見した。
それは、意外やイガイ。千葉県ベイシアで売っている、ベイシアオリジナルの生麺。
他の地域では違う工場かもしれないが、群馬だかどこかの製麺所の製品だ。
4玉で200円以下。これがかん水も効いてて歯応えも良く、温かくも冷やしても抜群。
札幌を出てから50年。探し続けていたラーメン麺にこんな所で出会うとは。それも超格安。
私たちの世代は、戦後の物資不足の名残と昭和元禄粗製乱造の混濁世代。
私が生まれた頃は既に世の中にはミツカン酢しか存在しない位ミツカン酢に支配されていた。
味は、ケミカルで目がシバシバするような酢。
元々、樽の中で手作業で作っていた筈の酢が、こんな工業製品みたいな味になる訳無いと思ってたら、
時代が流れ、バブルの兆しが出始めた頃、ようやく実は赤酢と言う昔ながらの作り方をしています。
とか、明治以前から作り続けている酢です。とか、黒酢と言う酢があって美味しいです。
とか色々情報が漏れ出し、市場を支配しているミツカン酢も同様の酢を販売し始めた。
昔ながらの製法で作る酢は、ミツカン酢が酢として売っていたモノとは全然別物。
戦後50年間ケミカル酢を売っていたミツカン酢は相当儲けただろうな。
それで、冷やし中華の掛け汁は、ミツカンの業務用黒酢とヤマサの鮮度の一滴 特選減塩しょうゆの
合わせだれ。
業務用の黒酢はそれだけで十分うまみを持っているので、私はそのままでイケる。
イラチの奥さんは、これにダイエットシュガーを入れて甘酢にして食べている。
ハム、ベーコンは自家製であるし、適宜気分を変えて乗せ、これぞと言う時の超豪華メニューです。
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