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間質性肺炎の芽・補足 [IPF 間質性肺炎]

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イラチの奥さんは間質性肺炎について村のブログ他で色々情報を持ってきてくれる。

そこで、私の病気についての補足情報。


私は若い頃は水泳が得意、競泳では無く素潜りが非常に得意だった。
水中で息を止めてもパニックにもならず、海の中でリラックス出来るのが最高の楽しみ。
オカに上がれば、サックスを演奏しそのスタイルは力任せ。音量だけは負けない。
肺活量も身体に似合わず5.5ℓあった。
一方、鼻は常に詰まり良くて片方が通るだけ。いつも息苦しく、体育なんて最悪だ。

間質性肺炎になった人の話を聞くと、不思議と似たような人が。

私の場合は、低酸素に親和性が高いと言うか、楽器や潜りなど低酸素を苦にしないと言うか、
低酸素状態を得意としていた節がある。

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2017年7月から6週間毎に定期診察を受け続けていたが、行く度に
「大丈夫?苦しくない?」と聞かれても、苦しくないと答える。

その私が、2019年10月25日にデュピクセントの注射を受けて、1週間の微熱の後、
鼻の通りが良くなって、物心付いてから初めて鼻で息をする実感を得ると、
あら不思議。
こんなに鼻が通っているのに、息が肩から胸の上辺りにしか入っていかない感じ。
空気が肺に入っても、肺の上の方でしか酸素を吸収出来ない感じの胸苦しさを感じた。

それまでは常に鼻が通らず、鼻づまりの息苦しさしか感じなかったが、その鼻が通ってしまうと、
今までの息苦しさは肺が原因だったのかと、ようやく気付く事が出来たんだ。アホだね。

先生もデュピクセントをチョイスして、私の使用感を聞いたら、
「あー そっちに来ちゃったか」とチョット当てが外れた様だったな。それで直ぐに変更。

2019年11月22日にはファセンラに変更。こちらは予想通り好酸球狙い撃ち。
デュピクセントの様に鼻の穴周りの腫れが完璧に引いて、穴全開という感じは無くなったが、
それでも昔の様に鼻が詰まるという事も無く、元々の状態から見れば雲泥の差。
ファセンラの注射が終了しても、鼻呼吸が楽に出来る状態は維持されている。

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そう考えると、鼻詰まりの息苦しさが日常であった為に、肺の病変で息苦しくなっていたのに
低酸素状態に親和性も高く、全く気付かず見過ごして来たのかもしれない。
そう言えば階段の昇り降りを繰り返すと、ハーハーすぐバテて「もう年だ」とか「体力無い」と
ぼやいていたが、もうあの頃は完全な間質性肺炎だったんだな。

喘息もそう。花粉症が一般的じゃ無い頃から花粉症。鼻は詰まるし鼻汁は垂れ流しだし大変だった。
時に咳が出る事があり、健康診断では「気管支炎」と何度か言われた。
咳が出ると、気管がもやもやする。そのもやもやを咳で吐き出そうとすればする程苦しくなる。
だから、咳が出ると全身の力を抜きなるべく咳をしない様に、時にノドは開いたまま胸を動かさず
気管に圧力を掛けない様に、刺激を与えない様にする事で咳を止められる。

この咳止めテクニックで、一般的な喘息の症状は抑えて来たが、先生には喘息と診断された。
咳が出るだけが喘息じゃないんだね。


まあ兎に角こんなバックボーンがありながらも何とか急変から一転、回復へ向けての治療が始まった。



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